2020年12月の鑑賞記録 byアヤノテツヒロ
こんにちは、アヤノテツヒロです。
ユカリ氏が鑑賞記録を纏めていたので、自分も纏めておいた方が何かと良いなと考えこの記事をしたためました。
というか、ブログ始めてからなかなか単独で記事を書くのが難しいなと改めて実感しております(笑)
一応、形にはしてみたものの、上手く文章にできなかったり、感じているものを表現出来なかったり・・・まだまだ修行が足りませんね。
今後、頑張っていくためにも少しずつ修行を重ねていこうと思います!
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2020.12
年末ということもあり、仕事が夜遅くなったりと家で過ごす時間が無い分、配信系の作品やDVD鑑賞の時間をあまり取れなかった12月でした。それでも何とか毎週映画館に行っては映画を観ていたのですが・・・さあ、次からは鑑賞作品のレビューをネタバレなしで書いていきます。
サイレント・トーキョー
原作:秦建日子
監督:波多野貴文
出演:佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス他
クリスマスイブの東京を舞台に、爆弾テロ事件に絡む様々な人間模様を描くクライムサスペンス
こちらの作品、原作があるのですが、ワタシは原作を読まずに見に行きました。
そして、映画を観終わったあとにワタシは原作を買いました。というより、原作を買わないと納得出来ない部分があったからなんですよ!
そこについては、ネタバレになるので触れませんが、犯人を含めた何人かの登場人物の行動に矛盾というか違和感があるんですよ(ワタシがちゃんと映画を観ていない疑惑もありますがそこは置いておく)
基本的な物語は原作に忠実で、省略できる部分は省略するのはかまわないと思います。省力した分が悪影響になってる部分を除けば、ですがね?時系列をあえて分からなくしているのでしょうが、この映画においてはそこは余計な混乱に繋がったと思います。
そして、前述の納得出来ない部分に加え、後半にかけての失速感が否めない!
予告編にもあるように、東京の渋谷での大規模な爆発テロ。このシーンの迫力や渋谷の街を再現したセット、群衆という中盤、この物語の白眉というこの場面が終わると・・・失速してしまうんですよねぇ~
文章で説明される部分が省略され、ビジュアル的にも失速、さらに犯行動機やらそこに絡む人々の動きの不透明さ・・・気になるノイズが多すぎる!と思った映画でございました。
原作のたった数行を読んだだけで、ある登場人物の行動に納得がいってしまうのはもはや笑い話ですね(笑)
一応、DVDなどになった暁には確認しますが、多分説明してないよなぁ(笑)
新解釈・三国志
監督:福田雄一
出演:大泉洋、ムロツヨシ、賀来賢人、小栗旬、橋本環奈 他
福田雄一が放つ、新解釈コメディ!そのテーマは三国志!的なコメディ映画
好き嫌いが分かれる福田監督作品ですね。個人的にも良いと思う作品と悪いと思う作品があります。
勇者ヨシヒコや銀魂は楽しめたのですが、ヲタ恋とかは・・・マジ許さんぞ
そんな福田監督の最新作ですが・・・ゴメン、笑えない!
というより、コメディとしても三国志としても、全てが中途半端な感じなんですよ。この作品は。
コメディするにしても、一応三国志というレールに物語を乗せなければならないという枠組みと福田監督の、いわばやらかし放題な作風が、どうにもミスマッチしてしまった印象ですね。
あと、タメ。タメで笑いを取るのは福田監督作品でちょいちょいあるのですが、ここ最近なのか分かりませんが長すぎるし多すぎる!クドイ!寒い!ということで笑えませんでした。少なくともワタシは
なんなら、映画の宣伝の為に大泉洋が出ていたテレビの方が面白かったよ!映画本編よりも番宣の方が面白かったよ!!(笑)
ソング・トゥ・ソング
監督:テレンス・マリック
出演:ルーニー・マーラ、ライアン・ゴズリング、ナタリー・ポートマン、マイケル・ファスベンダー 他
音楽プロデューサー、シンガーソングライター、フリーター、ウェイトレス・・・4人の移ろいゆく愛と世界を、音楽と共に描くドラマ
テレンス・マリック監督。世界中に多くのファンがいる監督ですが、ワタシはこの映画が初マリックでした(笑)
というより、実は初めは知らなかったんですよ。テレンス・マリック作品だということに。
噂には聞いてはいたのですが、やはり映像美は確かに素晴らしいですね
日常の風景ですら、その一つ一つが輝いていたりするなどライティングもホントに素晴らしかったです。
ただ、やはり物語としては分かりにくい!詩的なモノローグで紡がれ、最低限のセリフしかなく、時に叙情的というかそんな語り口と、官能的で刹那的な表情を様々なカットで捉えて一本の映画にしているので、映画としてはかなり分かりにくいと思います。少なくとも好みは完全に分かれると思います。
あらすじや登場人物たちの関係性をある程度まで頭に入れて、映画の縁を把握してからじゃないと付いていけないかもしれません。
また、カメオ出演的なアーティストの方々がいたらしいのですが、ワタシはそちらの方は疎くて・・・そういった部分でも楽しめなかったのかなと。
映画のラスト、終わるかと思いきや、なかなか終わらないんだ、これが(笑)
ワンダーウーマン1984
監督:パティ・ジェイキンス
出演:ガル・ガドット、クリス・パイン、ペドロ・パスカル、クリステン・ヴィグ 他
DCコミックのスーパーヒーロー:ワンダーウーマン単独映画の2作目。タイトル通り1984年を舞台にワンダーウーマン/ダイアナの活躍を描くアクション映画
2020年12月ベスト映画!
いやーやっぱりワンダーウーマンは最高!映画館でこの大作を見ることが出来る喜びに震えましたね!!
個人的には前作の方が好みではありますが、こちらも間違いなく傑作です!!!
先に少し不満だった処だけ述べておきましょうかね。終盤の展開です。予告編で明らかになっているので言いますが、ゴールデンアーマー!見せ場があんまりないのが残念でした…。
あと、ヴィランのチーター、彼女との終盤でのハイスピードなバトルが少し観にくい。夜だから場面も暗いので余計にね(画面が暗いのはDC映画お馴染みなのか?)
今回、敵はチーターだけではないのですが、そこの決着の付け方も少々説教臭い展開になるので、そこもあんまり・・・という感じではありました(多少ネタバレになるかもなので詳しくは言いませんが)。というより、その説教で、そんなに万事解決するかな?と考えてしまったんですよね…これに関してはワタシの捻くれた精神が問題のような気がしますが(笑)
場所の移動など雑な省略展開もちょくちょく見られるので、気になる人は気になりそうです。
ここから良い点いきまーす!
冒頭のショッピングモールでのアクションシーン!!!!マジで最高でしたね!!!
ダイナミックかつアクロバティック!ワンダーウーマンらしさ全開のアクションシーンに大興奮でした!
物語中盤にあるカーチェイスも交えたアクションシークエンスもハラハラして素晴らしかったですね~。
あとは、スティーブとの関係ですね。前作の二人とは対照的になっている(ダイアナがスティーブをリードして80年代を案内する)とかも見事だと思いましたし、後半の二人の迎える結末も対照的にしてあるのは面白いと思いました。
80年代という人々のポジティブで陽気が溢れているように見えて、政治的には陰の部分もあるという時代設定も良かったと思いました。
勿論、エンドロール途中で訪れる、サービスシーンも見逃せませんよ!!!
多少、不満点もありましたが、劇場で見て、2020年最後にワンダーウーマンに会えてホントに良かったと思いました!!!
さて、2020年12月の鑑賞記録を振りかえってみました。正直、この頃はちゃんとブログを続けられるのか不安だったし、文章も上手く纏まらなくて大丈夫かな・・・と思っていたんですが、なんだかんだ続けられて良かったと思っています。
これからも良いブログにしていくため、精進していきますのでよろしくお願いいたします。
では
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