劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師 ネタバレありショート感想:久しぶりに見たけど良いよね~
皆さん、こんにちは。アヤノテツヒロです。今回は 劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師 です。
監督:藤森雅也
キャスト:高山みなみ、田中真弓、一龍斎貞友 他
パンフレット充実度:★(ちと残念)忍たまファンではないということもありますが、キャストインタビューは欲しかったかなという印象。せめて今回のキーパーソンである土井先生役の関俊彦さんのインタビューか、きり丸役の田中真弓さんのインタビューはあっても良かったのでは?
ちなみに映画の公式HPにはキャストのコメントがあったりする。しかし、コメントを見る限りは収録前というか制作発表時のコメントのようだったり…。キャストの皆様は今でも第一線で活躍するレジェンド声優たちばかりということもあり、完成した上で見てもらった感想をもらうことが難しかったのかもしれない。
劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師 ネタバレあり感想
幼心に見ていて、いつの間にか離れてしまったような気がする「忍たま乱太郎」。今回はなんかシリアスな原作を元に映画化するということやレビューサイトでの高評価、友人からの誘いを受けて鑑賞。
オープニング映像から戦場を描き、死体を藁人形、血しぶきを花で表現しつつもハードな時代背景(そもそも忍者がいる時代ということは、そこに闘いがある時代である)を示すあたりに制作陣の向き合い方が見えた気がする。
このほかにも土井先生やきり丸が戦争孤児ということを示すような描写や城下で貧困にあえぐ人々など普段のアニメ(少なくとも幼心に残っている限りの)ではない描写もあったりと確かにシリアスムード
土井先生が行方不明になり、天鬼という謎の軍師と忍術学園の六年生が戦うシークエンスでは忍具を駆使したアクションや傷つくシーンなど忍たま乱太郎ではあまり深く描かれなかったところにもフォーカスしており、面白い。
と、シリアスムードでありつつもいつもの忍たま乱太郎らしいコメディな要素も充実しており、お馴染みの三人のやり取りにツッコむ土井先生だったり、食いしん坊なしんべヱだったりと笑えるシーンも満載。
また、一年は組の皆が協力して記憶を失った土井先生(天鬼)の元へ一致団結して旅立つところや彼の記憶を取り戻そうときり丸が自分の金儲け語録を涙を流しながら必死に語り掛けるところも熱い。
勿論、ハッピーエンドが待っているのだろうと分かっているのだが、頑張っているきり丸たちを微笑ましく見守るのが心地よい時間となった。
六年生や五年生、タソガレドキなど分からないキャラクターもいたが、そこはあまり気にならない程度に物語を彩ってくれるあたりにとどまっており、忍たま乱太郎をザックリとしか知らなくても楽しめると思う。
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