映画 「ドラえもん のび太の絵世界物語」 ネタバレあり感想

みなさん、こんにちは。アヤノテツヒロです。今回このブログで取り上げるのは 映画「ドラえもん のび太の絵世界物語」 です。

映画「ドラえもん のび太の絵世界物語」:概要

監督:寺本幸代

キャスト: 水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、関智一、木村昴他

あらすじ:絵の世界に入り込むひみつ道具「はいりこみライト」で夏休みを楽しむのび太達。自宅で絵に取り組むのび太の頭上から突然絵の切れ端が落ちてくる。その絵の中に入って探検をしていると、絵に描かれていた不思議な少女クレアが現実に飛び出してくる。彼女の頼みを受けて「アートリア公国」を目指すドラえもんとのび太達だったが…

公式サイトはこちら

パンフレット充実度:★★★★(めちゃ良い)ストーリーの振り返りアリでキャストのインタビューや監督インタビューなど短いながらもインタビュー充実だし、お子さん向けには付録も充実、45周年記念ということもあり、過去作のドラえもんが一覧になっているなど面白い

映画「ドラえもん のび太の絵世界物語」:ネタバレあり感想①:今回のMVPキャラ

数年ほど前からドラえもん映画を観るようになってからもうなんだかんだでドラえもん映画が好きになっております。


今回は絵の世界に入り込むという展開から始まり、のび太の家に突如降ってきた謎の絵、そこから出てきてしまった少女クレア、彼女が故郷と語る失われたアートリア王国に繋がる別れてしまった絵、王国に伝わる伝承…など時空の乱れや絵の世界との繋がりなど縦軸がありつつ、序盤や中盤に出てきたひみつ道具が後半の決戦のキーアイテムになったりと伏線回収もお見事で素晴らしい!


ここからは物語の展開にネタバレを入れつつも語りたいように語っていこうと思いますので、ネタバレありで良い人とか本編を見終わった方向けです。


今回のMVPキャラはしずかちゃんとクレアの幼馴染、マイロだろう。


空飛ぶほうきに乗って、ジャイアンとスネ夫を助けに駆けつけ、ラスボスからものび太たちを救うなど空中戦での活躍が凄まじく、囚われのヒロインになるようなしずかちゃんではないと印象づけられたなと。

また、マイロに関しては彼が居なければラスボスとの決戦は詰んでいた。彼がのび太くんに絵のアドバイスをしたからこそ、あの独特な可愛いドラえもん(へたっぴドラえもん)が生まれ、そこがラスボスを倒すきっかけに繋がったわけで(好きなものを描いてみなよと言われてドラえもんを描くあたりも2人の友情が尊い)

この絵に関しては後ほどまた触れていきます。

映画「ドラえもん のび太の絵世界物語」:ネタバレあり感想②:パパたちの存在


また、今回の映画では絶妙に父親、パパさんが良い仕事をしているなと。

最後のセリフで全てを持っていったのび太パパ、絵から伝わる想いを感じて褒めるパパのセリフに感動した人も多いだろう。(パンフレットによると元々パパは画家を目指していたというのを初めて知った)

またマイロの父親も劇中では亡くなってしまっているが、かなりのキーパーソン。彼が居なくなってしまったクレアを思ってあの絵を描いたからこそ、のび太たちの冒険が始まり、素晴らしい大団円へと繋がったわけだし、その想いがもう一つの最後の奇跡にも繋がったかもしれない(こちらも後で)

そして、クレアの父親も随所でクレアと共にピンチになった時に常に娘を守る姿勢を取っているあたり、細かい描写も丁寧に描かれているなと思いました。

こちらの映画、パパと見に行くのが良いかもですね。

映画 「ドラえもん のび太の絵世界物語」:ネタバレあり感想③:敵キャラと大団円


敵役に関しては、パルという怪しげなキャラを置きつつ、ソドロというこれまた怪しいキャラで敵がどっちなのかを徐々に明かしていくスタイルなのは面白い(不思議の国のアリスはすぐに気づこうよ、ドラえもん笑)

また、ラスボスとも言えるイゼールの色を奪っていく様はなかなか恐ろしく、真っ白になった世界の沈黙と言い、なかなかの絶望感を出してくる(アベンジャーズ:インフィニティウォーの時のような劇場の静まり返りだった)


そこで逆転のカギとなったのが、のび太の絵であり、そこに描かれたドラえもんとなったのも、ユーモア描写でありつつも良い。

彼が想いを込めてドラえもんを描いたからこそ、ちょっと不器用というかポンコツ感がありつつもドラえもんとして成立し、のび太くんを助けたのだろう(絵には作者の想いが籠もっているというのは少しだけドラえもんがセリフで触れていたりする)

そして絵のクレアが消滅してしまってからの実際のクレアが登場するまでの早さ、そして彼女が見ていた夢がリンクしていたのも、マイロの父親が想いを込めて絵を描いたから起きた奇跡とも呼べる展開になっており、この映画を通して、子どもたちに「下手くそでも上手でも、自分の想いを込めて絵を描く事、その尊さ、そしてその想いが奇跡を呼ぶかもしれない…」なんてドラマチックでありつつも、絵を描くことの楽しさを伝えメッセージになっている様な感じでとても良かった。

あと、個人的にはのび太くんの描いたドラえもん、へたっぴドラえもんのグッズが欲しい(笑)

では、今回はこの辺で!