「ファルコン&ウィンターソルジャー」後半戦を振り返る

皆さん、こんにちは。アヤノテツヒロとミドリユカリです。

この記事は「ファルコン&ウィンターソルジャー」の後半戦3話を振り返りつつ、今後のMCU予想も交えながら盛り上がっていこうという記事になっています。

初めからネタバレありになるので見ていない人はお気をつけください。

ちなみに前半部はこちらです。

見所①:”ヒーロー映画としての抜群の見ごたえ!

後半戦では様々なことが起こりますが、やはりヒーロー映画としてのアクションの見ごたえが半端ないですね!!

新キャプテン・アメリカを名乗るジョン・ウォーカーとのバトル、フラッグ・スマッシャーズを制圧する為の戦闘シーン、ドーラ・ミラージュを巻き込んでの闘いなど室内戦が後半は多かったように思いますが、そこでもファルコンらしい戦闘シーンもあったり、バッキーの腕に隠された秘密が明らかになったり、ジョンのダークさが見え隠れしたりとアクションの見ごたえに加え、それぞれのキャラクターの感情や工夫が見えるのが良いですよね。

そして、最終話!キャプテン・アメリカを受け継ぐ覚悟を決めたサムの新スーツ!そしてアクションの数々!!これは最高でしたね!

前作「ワンダヴィジョン」でも思いましたが、MCU作品はクライマックスの盛り上げ方、分かってますよね~

「ワンダヴィジョン」と絡めて言うならば、両作品とも最終話でこれまでのヒーローたちが新たな姿を見せるというのが共通点になっていますね。

で、話をファルコンに戻すと、新スーツを駆使しての第1話以来の壮大な空中戦がとにかく見ごたえ抜群で、素晴らしい!!ワカンダ製のスーツのデザインも素晴らしいし、盾と翼を使ってのガードする姿なんてまさしくヒーロー!!

バッキーもバイクアクション(これもキャプテン・アメリカを踏襲してますよね)からの肉弾戦でアクション面を盛り上げてくれました。

そして、重要なのが彼らヒーロー達が人々を助ける為に動いているということなんですよ。勿論、ヴィランとの戦闘も大事なのですが、彼らは巻き込まれた人々、助けを求める人々の為に身体を張る…闇に堕ちたと思われたジョンも人々を助ける姿はヒーローだと思いました。

僕らが拝聴している「アフター6ジャンクション」のパーソナリティであるライムスターの宇多丸さんも、映画評の時に「ヒーロー映画でヒーローが人々を助ける場面、これは間違いなく重要で評価すべき場面なんですよ」(意訳)というようなことを言っていたと思うので、このシークエンスは大事だなと思いました。

見所②:それぞれの正義と見つけた答え

「ファルコン&ウィンターソルジャー」では、様々な社会問題を取り上げつつ話が進行していきました。正義の在り方、ヒーローとはという側面はもちろん、黒人への差別意識、難民問題、人と人の繋がりと孤独…

様々な背景を見た上で、サムはキャプテン・アメリカの名を継ぎます。それはスティーブの真似事などでもない。彼自身の在り方です。

黒人として歩んできた歴史や誇り、例え批判の目にさらされようとも自らの選択を貫くこと、綺麗事だろうと、偽善と言われようとも、人々を信じ、闘い続けること、盾を継ぎ、アメリカのシンボルを背負うこと、その覚悟を感じました。

バッキーもまた、新たな道を歩み始めました。サムからの叱咤激励を含め、自らの過去という一番辛くて触れたくないであろう部分に触れ彼もまたウインターソルジャーという過去と向き合い、自身の道を歩み始めたのです。

そして、カーリ。彼女もまた己の信じる正義の名のもとにフラッグ・スマッシャーズとして闘った一人でした。しかし、やがてそれは力を誇示することや大きな犠牲を払うものへと変わってしまいました。そんな彼女たちをサムやバッキーは救おうとしますが…

正直、僕らに語るには知識も経験も何も足りません。しかし、この作品をきっかけに様々な社会問題に触れること、ヒーロー映画という触れやすく憧れる存在である彼らが語ることで伝わっていくことで世界は本当に変わるのかもしれません。そして、サムもマーベルもそれを信じているのだと思います。

見所③:未来のMCUに繋がる様々な展開

勿論、この作品だけでも十二分に楽しめるし、テーマ性も素晴らしい作品ですが、今後のMCUに繋がる要素が散りばめられています。

まずはサム。新たなキャプテン・アメリカとしてアベンジャーズという立場でも活躍しそうですし、新スーツのこともあり、ワカンダとの繋がりも出来ました。

また、キャプテン・アメリカの新作映画も予定されているそうで、今後も彼の活躍を多くの場面で見かけることでしょう。

バッキーも同様に活躍する可能性が高いですね。左腕のアームはワカンダ製ですし、ドーラ・ミラージュとの繋がりもあります。二人で揃ってワカンダを訪れることもあるかも?

シャロン・カーターはラストで裏社会で暗躍しているパワー・ブローカーであることが明かされましたが、その正体を周囲に隠したまま元の組織に戻ることが出来ましたね。この元の組織というのがCIAなのか、S.H.I.E.L.Dなのか、S.W.O.R.Dなのかは不明ですが、彼女はそこで手に入る情報や兵器を横流しして暗躍しそうなことが示唆されています。

もしかすると、今後制作予定のドラマ「アーマーウォーズ」で兵器が悪の手に渡るのは彼女の手引き?このドラマはローディ/ウォーマシンが主人公となり、トニー・スタークが危惧していた「悪の手にアーマーが渡ってしまったら?」という話が描かれるそうなので可能性は高いかなと(ローディが1話目に出ていたこともあり繋がる?)

ジモも今後暗躍しそうな一人ですね。ラフトに投獄はされましたが、秘書を使って色々出来るようですし、財力もあることが判明したので、今後も様々な形で暗躍する可能性はありえます。

そして、ジョン・ウォーカー。彼はUSエージェントという名を授かり、新たなヒーローとして活躍するのでしょうか?彼へ接触してきたヴァルの正体は結局ハッキリしないまま物語は完結しました。果たして彼女は何者でどういった意味を持ってジョンに接触してきたのか。今後MCU世界で明らかになっていくことでしょう。


さあ、次は「ロキ」が始まりますね!楽しみです!

では、今回はこのへんで

映画

Posted by narisumi