「ロキ Season2」 第1話ネタバレあり感想
皆さん、こんにちは。アヤノテツヒロです。今回このブログで書いていく作品はMCUのドラマ作品 「ロキ Season2」 です。
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「ロキ Season2」 第1話①:その前にSeason1を振り返る
MCU作品「ロキ」はアベンジャーズ:エンドゲームでの出来事で2012年のロキが四次元キューブで逃走したところから、時間を司る組織:TVAに捕まってしまうことから始まるドラマシリーズであり、MCUドラマでは初のSeason2となっています。
まず、Season1を振り返りたいと思いますが、こちらの記事が個人的にはオススメなのでそちらを読んでいただくのがベストですが、こちらでもザックリ振り返りましょう。
TVAは我々が見ていたアベンジャーズのタイムラインを守っている組織であり(それを神聖時間軸と呼んでいる)、そこから外れた存在であるこのロキは変異体と呼ばれる存在で、そういった存在を剪定している組織だということが分かる。
その組織はある女性を追っており、その正体はロキの変異体だということから、TVAの職員であるメビウスはロキに協力をさせようとする。ロキはTVAに協力しつつも、そのロキの変異体=シルヴィと遭遇。行動を共にするにつれお互いを想いあうようになる。
シルヴィは変異体として追われる過程で、自らの人生を奪われており、TVAに強い恨みを抱いていた。一方、メビウスは上司のレンスレイヤーとのやり取りなどに違和感を覚え始めていた。ロキとメビウス、シルヴィが様々な道中を通るなかでTVAの秘密が明らかになる。TVAの職員は記憶を消された変異体であること、剪定された先には虚無という空間があること、そこに佇む一人の男=在り続ける者という男がカギを握っているということが分かる。他の変異体のロキの協力も得て、ロキとシルヴィは在り続ける者に相対する。
そこで彼は語る。神聖時間軸を守ることは他のマルチバースの存在からの侵略を防ぐことであり、自分を殺せばマルチバースは広がり、他の在り続ける者=カーンが攻めてくるというのだ。その話を信じるに値すると感じたロキは復讐に囚われるシルヴィを止めようとするが、シルヴィは在り続ける者を殺し、ロキはTVAに送り返されてしまう。
こうして、マルチバースが解放されてしまい、「スパイダーマン:ノーウェイホーム」が起こったり、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」ではカーンが登場するなど、この「ロキ」というドラマは今後のMCUに影響を及ぼしていくことが示されている。
「ロキ Season2」 第1話②:前作直後から始まるロキのタイムスリップ問題。
前作のラスト、シルヴィに送り返されたロキはメビウスらに助けを求める。しかし、彼らはロキの記憶が無いらしい。TVAを見るとそこにはカーンの銅像が立っており…というところで終わっていた。
ロキを知らないTVAの職員たちに追われるロキ。そこでバタバタの逃走劇を繰り広げるのがロキらしいのだが、そこで床にヒビを作ってしまうロキ。知り合いのケイシーに話しかけるが、彼もまたロキを知らない。そこでロキには奇妙な現象が起きる。身体がねじ切れるように歪み消えてしまったのだ。気づくとロキは同じ場所にいた。しかし、ケイシーはロキを知っている様子。何が起こったのかとパニックになりつつ、ロキは気づく。自分がつけた床のヒビに。
つまり、ロキは過去のTVAにいたのだ。前作ラストの衝撃展開は割とあっという間に解決された。ロキはタイムスリップを繰り返しながらメビウスらにも再会し、このタイムスリップを止めようと一計を案じる。
一方、TVAは揺れていた。神聖時間軸から伸びるマルチバースの分岐、メビウスら自分たちが変異体ということを全員に知らせるべきなのかどうか、TVAを去ったレンスレイヤーに代わって就任した上層部たち…。ここからどう動くべきなのかという状況であった。そこでやって来たロキは在り続ける者の話を伝え、さらなる混乱を生んでいく。過去にいたロキは在り続ける者とレンスレイヤーの関係を知る。
「ロキ Season2」 第1話③:O.Bの登場、ロキとメビウスの絆
混乱するロキとメビウスはTVAの地下に居るウロボロスという男に会いに行く。ロキを宥めるメビウスとの関係はホントに良い。彼はメビウスと面識があるようだが、メビウスは覚えていない様子。これがジョークシーンなのか、メビウスの記憶が消されていることに由来するのかは不明だ。その場合ウロボロスは記憶していることから、彼は重要な存在かしれない。
ウロボロスと話している間にもロキはタイムスリップをしており、過去のウロボロスと会話をしていくと現代のウロボロスにも影響が出ていく。O.Bと呼んだことやタイムスリップへの影響を話すと、現代のウロボロスことO.Bはその内容を把握していく。
これは今までのMCUとは違う展開だ。「アベンジャーズ:エンドゲーム」では過去の出来事は現在に影響を及ぼさないようになっていた。過去のインフィニティストーンを持って行っても現代に影響することは無かった。もっともこれに関しては①全ての石を元に戻すことが前提だった。②この流れ全てが神聖時間軸としてコントロールされていた。③在り続ける者が消えたことで過去が未来に影響するようになった。あたりだろうと考えられる。
神聖時間軸が乱れていっていることで時間織り機(時間という概念を物理的に持ってくるらしいが、よく分からない)に大量の負荷がかかっているらしい。
「ロキ Season2」 第1話④:タイムスリップを止める作戦と未来のTVA
メビウスは防護服を着て、時間織り機に向かう。O.Bの開発した機械でロキを助けるために。ロキとメビウスの絆が熱い。ロキのために言葉を投げかけ、行動してくれるメビウスがとても頼りになるし、ロキも信用しているのが伝わってくる。
その途中でロキは未来のTVAにタイムスリップしてしまう。メビウスが機械を作動している間に剪定をするために必要なタイムスティックを探すロキ。未来のTVAは緊急事態のように見える。職員たちには避難命令が出ているようだし、かなり混乱しているようだ。
タイムスティックを探すロキは鳴り続ける電話に導かれるように向かっていく。そこでシルヴィに再会。彼女は何故かエレベーターの隙間から顔を出し、「ここにいた!」と言う。その光景に驚くロキの背後から何者かが彼を剪定する。
その結果、メビウスの頑張りのおかげもあり、ロキは現在のタイムラインに帰って来ることに成功する。
しかし、TVAはシルヴィを探し出そうと動き出していた…。
今回はミッドクレジットシーンがあり、シルヴィは別の時間軸の1982年のアメリカにいた。マクドナルドに入った彼女は今まで追われて味わえなかった日々を送ろうとしているのだろうか??
まだまだどのような展開を迎えるのか予想が出来ないですが、なんとなく予想してみましょう。
恐らく、未来でロキを剪定したのはロキ自身だと予想します。現状のままではTVAの崩壊を止めることが出来ないのでしょう。未来でロキはシルヴィと共に行動し、崩壊を食い止めるために動きまわるがあの未来になってしまう。そこで過去から飛んできた自分を救うために剪定する…。という流れかと。
果たして、それがSeason2の最後になるのか、途中で気づいてこの未来を食い止める新たな手を考えるのかは不明ですが、どちらにせよロキは抜け出せないループにハマっている恐れがあります。
新キャラのO.Bはかなりのキーパーソンになりそうなので要注目です。只一人記憶を消されていない可能性もあり、彼の知識と記憶がカギを握るのかもしれません。
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