「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」 ネタバレなし感想:ダニエル・クレイグにありがとう
皆さん、こんばんは。アヤノテツヒロと申します。今回このブログで取り上げるのは… 「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」 です!
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「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」 概要
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
キャスト:ダニエル・クレイグ、レア・セドゥ、ラミ・マレック、アナ・デ・アルマス 他
あらすじ:愛するマドレーヌ(レア・セドゥ)との生活を送るため、エージェントを退いた007=ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)しかし、マドレーヌが抱える過去が、彼らの短い幸せな生活を変えてしまう…そしてボンドの元へ旧友フェリックス・ライターも現れ…
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「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」 ネタバレなし感想①:ダニエル・クレイグが歩んできた道
そもそも「007」とは作家イアン・フレミングが生み出した小説のキャラクターであり、英国諜報部MI6のエージェントのことであり、1962年の「ドクター・ノオ」から今作まで25作品が映画として制作されています。
その007=ジェームズ・ボンドを演じる俳優として6代目となるのが、ダニエル・クレイグです。
ダニエル・クレイグが演じるボンドシリーズの特徴としては
・奇抜なガジェットのたぐいが無い(少ない)
・シリーズに連続性がある
のが大きな特徴です。
近年のボンド映画にあった、最新テクノロジーと奇抜なアイディアを融合させたロマン溢れすぎるガジェットは鳴りを潜め、リアル路線に。
また、これまでは1作品ごとに独立していた傾向が強かった(繋がっていたとしても緩やかなもの)のに、ダニエル・クレイグ版では全ての物語が繋がっています。
そして、その集大成が 「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」 となっており、ダニエル・クレイグは今作でジェームズ・ボンド役を引退することを明言しています。
そして、今作は…正しく!その集大成にふさわしい!という感じになっておりました
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」 ネタバレなし感想②:お馴染みのキャラたちと魅力的な新キャラクター
ダニエル・クレイグ版ボンド映画の集大成 「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」 はジェームズ・ボンドは勿論、彼らを支える愛すべき人物たちが沢山登場します。
ダニエル・クレイグ版としては三作目の「スカイフォール」から登場した秘書マネーペニー、技術提供のQ、上司として登場したMなどは引き続き登場。過去話などもチラリと顔を見せたり、信頼しあっている関係性が見えるのがとても心地よかったですね。
さらに、この映画を彩ってくれるのが”ボンドウーマン”と呼ばれる三人の女性たち。
前作「スペクター」に引き続き登場するのが、レア・セドゥ演じるマドレーヌ。ボンドが愛する女性であり、物語のキーパーソンとなります。彼女を巡る過去の因縁がボンドを再び戦場へと引き戻します。
ボンドに代わり、00エージェントとして登場するがのラシャ―ナ・リンチ演じるノーミ。不遜な態度で登場したかと思ったら、ボンドとマウント取り合ったりと面白い一面も垣間見えたりと魅力的なキャラクターでしたね。
さらに、ボンドに協力するエージェントのパロマ。演じるアナ・デ・アルマスとダニエル・クレイグは「ナイブズ・アウト」という映画に引き続き二度目ということも含めて、二人の小粋なやり取りや関係性が見ていて非常に面白かったです。
ノーミとパロマに関しては、まだまだ活躍してほしいキャラクターだなと素直に感じたので、今後の007シリーズに再登場も期待したいですね!
そして、今回の敵であるサフィン。演じるのはラミ・マレック。「ボヘミアンラプソディー」でのフレディ・マーキュリー役があまりにも有名ですが、今回演じるのは不気味な男。
実際、世界征服的な計画を匂わせる存在なのですが、その全貌がイマイチ分からない感じも含めて不気味だと感じました(その部分が否定的評価になっている話もあるとか)
個人的には、得体の知れない不気味さという部分を強調する意味も含め、その意味不明さがむしろ良いのかなと思っています。
何より、ジェームズ・ボンドというキャラクターの魅力がこの映画を引っ張ってくれているので、多少の無茶もしっかり通してくれるのがこの007映画の魅力かなと思っています。
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」 ネタバレなし感想③:ダニエル・クレイグが魅せる最後のジェームズ・ボンド
前述の通り、この作品はダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後の作品となっています。最初の作品「カジノ・ロワイヤル」ではジェームズ・ボンドが007エージェントとなる始まりの物語を描き、これまでのシリーズとは違うアプローチをとりました。また、金髪のボンドはイメージが違うと批判にさらされることも多々あったそうです。
その声を翻すほどの彼が演じるジェームズ・ボンドのこれまでよりも人間臭くて誰よりも傷つきながら任務に挑む姿は世界から絶賛されました。
その彼が演じる最後のジェームズ・ボンド。ジェームズ・ボンドの007としての始まりからスタートし、その出生、過去の因縁、上司Mとの関係性などジェームズ・ボンドという1人の男の歩みを演じてきたダニエル・クレイグが最後に魅せる、最後のジェームズ・ボンドの物語として本当に素晴らしい作品となっています。
ホントに皆さん、劇場でご覧頂きたいです!
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」は劇場で絶賛公開中です!!
さて、今回はネタバレなしの記事を書きましたが、もう一回見た上で、さらにこれまでのダニエル・クレイグ版シリーズなんかも見た上でネタバレありの記事も書こうと思っています。
…劇場で公開してるうちにアップ出来たら良いなぁ(笑)
では、次の記事で!
アヤノテツヒロの過去の記事はこちらから
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