ミドリユカリの鑑賞記録:2020年12月~2021年1月
ミドリユカリの鑑賞記録:2020年12月~2021年1月
どうも、ミドリユカリです。
ブログを始めたもののどうにも文章を作る力が壊滅的だという事実を改めて実感するのみで、心がポキポキと折れていくのをただ黙って聞くしかできない毎日ですが、本を(漫画すら)ほとんど読まずにツイッターばかりを見るようになったおかげで短い文章ならまだ人並みに書けているかも、とは思っております。。。
ので、一つの記事にまとめる程でもないけど感想を書きたい作品たちを、一か月分ぐらいにまとめたら、短くてもそれぞれトピックにしていけるんじゃないかと思い、月イチのシリーズ記事を書くことにいたしました。
まぁそれってつまるところ普通の日記になるんですけどね・・・笑
月イチと言いましたが、思い立ってからこれを書くまでに更に時間が経過してしまったので、今回は約2か月分になると思います。
Table of Contents
~2020.11
2020年は、言わずもがなですがコロナの影響で映画館で公開されてる作品は少なかったですね。私もコロナの影響があるようで無いようであるようで、昨年は映画館に行く回数が減りました。もともと映画好きの人と比べて映画館に行く頻度は少なかったので、もうホント、少なかったです。
そのくせ「TENET」は2回見に行きました(笑)
色々と話したい(ツッコミたい)所が多い作品ですが、1つの作品に対して深く思いを巡らせるのは久しぶりでそれが凄く楽しかったです。元からそういう”話したい””考えたい”要素が多い作品だったとはいえ、コロナ禍でそういう作品に出会えたのも良かったと思います。TENET感想も出したいですね?
配信やサブスクで去年以前の作品はいくつか見ていました。
それを含めた2020年べスト映画についてアヤノテツヒロ×ミドリユカリ対談形式記事とかもちょっと書きたいし、それぞれオールタイムベスト的なお気に入りも書き残してみたいな~~~~~~~ってなんとなく思ってます。
2020.12
ミドリユカリの鑑賞記録:2020年12月~2021年1月
ゼメキス監督&アン・ハサウェイ出演作品
ゼメキス監督&アン・ハサウェイ作品の記事を書こうと思い、過去作をいくつか鑑賞。
「キャスト・アウェイ」や「マイ・インターン」を見ました。詳しくはその記事で。
ここで初めて「プラダを着た悪魔」を見たのですが、海外ドラマ好きとしては「メンタリスト」主演のサイモン・ベイカーが出演していた事に嬉しくてグッときましたね!
オールド・ガード
監督:ジーナ・プリンス=バイスウッド
主演:シャーリーズ・セロン
2020年7月にNetflixで独占配信された映画。何世紀も前から生きている不死身の人間たちが生き残りと存在意義をかけて戦うアクション作品。
コロナ禍での公開は想定していなかったと思いますが、おうち時間を充実させる一本となった作品だったんじゃないかと思います。私が見たのは12月ですが。
2010年代後半、いや20年代アクション映画を代表する作品の1つとなり得るぐらいストイックな動き。それをスムーズで綺麗に見せる撮り方、編集も現代的で、前半はゲームっぽさのある映像でした。「ジョン・ウィック」以降、ゲームっぽくワンシーン風に見せる作品が多くなってますよね。めちゃくちゃリアルなのにどこか非現実的なああいうアクションシーンって、嫌いじゃないけど何て言うか、ピンと来てないんですよね。。。シアターとか4K対応テレビとかちゃんとした環境で見れば納得できるんでしょうか。
不死身の人間によるアクション映画という事で「亜人」を思い出しました。あと「オール・ユー・ニード・イズ・キル」も。
シャーリーズ・セロンはどんな作品でも不死身感があったからこれはハマリ役かもしれませんね。笑
現代では記録を残さないようにするのは難しいって言ってたけど、前の時代から写真撮られまくりだったのはちょっと笑ってしまいました。笑
あの二人、ジョーとニッキーが最愛の人が側にいることの尊さを語り、それを実際に見せるあのシーン。あれがあるだけで5億点。
堅苦しくなくスムーズな展開、柔軟なアクションも見やすいのでオススメです!
ジェミニマン
監督:アン・リー
主演:ウィル・スミス
引退した伝説的スナイパー(というか殺し屋)が若かりし頃の自身の姿をしたクローンと対峙し、謎の組織の陰謀に立ち向かうアクションサスペンス。
アクションが凄まじい!!
2人のウィル・スミスの吹替は、これまでウィルの吹替を担当してきた2人のベテラン声優が老ウィルと若ウィルをそれぞれ担当しているという、この作品ならではの配役が素晴らしい。なのに!ヒロインの吹替はもうちょっと上手くディレクションしてほしかったです。。。声優ではなく役者を起用しても上手くハマる場合もあるので、誰を起用するかとどうディレクションするかが決め手だと思います。
あと字幕と吹替でセリフの意味合いが違い過ぎて混乱したり、そういう所がノイズになったけど、「オールド・ガード」と同じくこの作品も、20年代を代表するぐらいアクションは凄い出来栄えですので、オススメです。
ヒットマンズ・ボディガード
監督:パトリック・ヒューズ
主演:ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン
日本劇場未公開。ただしNetflixで絶賛配信中。
ある裁判の証人となった凄腕の殺し屋を護衛することになったボディガードが奮闘する、アクションコメディ。ボディガードをライアン・レイノルズ、殺し屋をサミュエル・L・ジャクソンが演じる。
作り手がやりたかったこと全部乗せみたいな、お腹いっぱいになれる作品でした。こちらも思いのほか良いアクションシーンが沢山ありました。
冒頭は主人公のブライスが第一線から身を引く原因となった事件から始まります。全てを完璧にこなし目的地まで依頼人・クロサワを送り届けたブライス達。依頼人が飛行機に乗りこもうとしたその瞬間、どこかから狙撃され依頼人が死亡してしまい・・・というスムーズ且つショッキングで良いシーンなのですが、問題はこの後。
その事件から2年後。一流とは程遠い簡単な仕事だけになり落ちぶれたブライス、と思いきや引き続き完璧に仕事をこなしていく姿が描かれ、彼のプロフェッショナル性が健在であることがわかります。
予想を裏切る展開で、これもやってる事自体は良いのですが、以前と変わらず主人公の完璧さを表現する為だけにしか見えないので、それなら2年前のシーンと1つにまとめた方がもっとスムーズだったんじゃないかと思います。完璧さはこれからのシーンでも描けるし、せっかく現在の方は彼自身のスキルの高さに焦点を置いてるんだから、それを2年前の方でやるからこそクロサワの死の意外性も高くなると思います。無駄に同じことやっちゃってる気がしました。
ただアクションは良いしサミュエル・L・ジャクソンの歌声も聴けるし、「コマンドー」的な出動前のあの演出も見れるしで、ただラスト、あのストップモーションのまま終わればもっと良かったのにな~~~とか思いつつも気軽に見れるしオススメです!
オブリビオン
監督:ジョセフ・コジンスキー
主演:トム・クルーズ
エイリアンの侵略により壊滅寸前まで追い込まれた地球で、別の惑星への移住の為、残された資源を搾取し監視する任務についていた主人公夫婦。任期終了まであと僅かのタイミングで宇宙船が墜落した事を機に、主人公と地球の運命が大きく変わり始め・・・
というSFアクション。
監督が原作者だったんですね~。
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
監督:マイケル・ドハティ
出演:カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、ブラッドリー・ウィットフォード、渡辺謙ほか
おなじみ日本の特撮「ゴジラ」を原作としたハリウッドリメイク版ゴジラシリーズ2作目。ワーナーとレジェンダリーが製作の”モンスターバース”としては「GODZILLA ゴジラ」(2014年)、「キングコング: 髑髏島の巨神」(2017年)に続く3作品目。
ハリウッドらしい壮大なVFXと世界観、デカい奴らの大乱闘が見ていて爽快な怪獣アクション映画。
ハリウッド(2回目の)リメイク版は、やっぱりドッカンバッカン壊れるビルとか壮大なVFXが清々しいですね。ゴジラが人間っぽい仕草をするのもちょっと笑えます。
後半、車内で夫婦喧嘩する主人公たちを見た味方の軍人が「こんな両親じゃ家出する」ってボヤくのがアメリカっぽいなと思いました。笑
ラスボスだった奥さんと軽いタッチで合流するのは、そんな小さい所はどうでもいいから怪獣達の乱闘に集中してくれっていう製作者の方向性が出てるなと感じました。
ハリウッド(2回目の)リメイク版にはそんなに乗り気じゃなかったけど、ここまでデッカイ規模で暴れてくれたら面白くなってきちゃって、モンスターバース最新作の「ゴジラVSコング」もちょっと期待です。ただ今作はその「VSコング」への布石として”コング”ってセリフや文字が何回も出てくるのですが、次作への伏線ってだけで名前は連呼される割にコングは全然出てこないのはむしろ笑えてきました。
ので、予習としてもそうじゃなくてもオススメです。
2021.01
ミドリユカリの鑑賞記録:2020年12月~2021年1月
デンジャー・ゾーン
監督:ミカエル・ハフストローム
主演:ダムソン・イドリス、アンソニー・マッキー
戦争地域が拡大した近未来、ドローン操縦士だったトーマスが前線に送られ、変り者と言われるリオ大尉と共に紛争の首謀者ととある兵器を追う、SF戦争アクション。
そういう設定だったか!!とビックリしたので事前情報は何も入れずに見たほうが楽しみがちょっと増えると思います。前情報なんも仕入れず一人でただ盛り上がっちゃっただけなので(笑)、それほどビックリする設定でもないというか、あらすじにも書かれるような前提としての部分でもあるので、ちょっとした楽しみとして。笑
配信前提として作られているおかげで明るい画作りがされており見やすかったです。同じアクションでも「オールドガード」等とは違い戦争アクションなので、最近のFPSゲームっぽい撮り方や編集でした。それも見やすい要因の一つだったかな~と思います。FPSゲームほとんどやってないので私自身はそれほどですが、そういうの見慣れている人からすればもっと楽しめたかも?
展開も早くて良かったですが、あっさり進み過ぎた感があるというか、落ちも主人公の選択も納得いくけどもうちょっと欲しくなってしまう。かもしれません。
章が分かれてる様な、小説っぽいストーリー展開がよかったです。
「された側はたまったもんじゃない」と思う行為について、アメリカの、戦争勝利国家らしい展開になるかなと思いきや、意外とそっちに向かうってのは良かったです。ネタバレを避けて何も内容言ってないですが。
「感情が人間の条件?」
「欠点だよ」
「感情に流され過ちを犯す」
「人間は感情不足かも」
このセリフの応酬がよかった。人は感情に振り回されたり自身の欲求を満たす為だけに行動したり、感情が大きすぎる節があると思っていたので、「感情不足」という発想が新鮮でハッとしたので、そういうちょっとした部分でも楽しめるのでオススメです!
月イチ記事の書き方も掴みかけてきたので、続けたいな~と希望的観測を捨てずにのそのそゆっくり鈍足に書いていこうと思います。
パーソナルな部分にガツンと響くような作品は、単体記事でもっと赤裸々にがむしゃらに無我夢中なまま思いのたけを間違わずに書けるようにもしたいっす。
そういう記事を伝えられるようにしますので、よろしくお願いいたします。
文:ミドリユカリ
ミドリユカリの鑑賞記録:2020年12月~2021年1月
↓↓↓過去記事はコチラ↓↓↓
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません