ショートネタバレあり感想「サユリ」

2024年9月17日

皆さん、こんにちは。アヤノテツヒロです。

短めでもブログ更新をしていこうということで、ザックリ感想でもブログにしてみます。

今回は 「サユリ」 です。

監督:白石晃士

キャスト:南出凌嘉、根岸季衣

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「サユリ」 感想:婆ちゃん、マジカッケー!!

いやー色々スゴかった…

予告編だけだとホラーからのおばあちゃんリベンジエンタメになるかと思ったら、そんなこともあるけど、そうでもなくて、どうにかサユリの呪いに立ち向かおうと必死に頑張って、おばあちゃんがワイルドでアウトローなやり方で明かした真相はあまりにも悲しくて苦しい、そりゃあ、サユリが怨霊になるよねと切ないドラマも見せてくれるし、そこからさらに太極拳で立ち向かうというシリアスなんだけど、なんなんだこれは!と少なからずツッコミが出てしまうんだけど、まあもういっか!!ってなっておばあちゃんの生き方になんか元気をもらえるという映画です(笑)

多分見た人にしか伝わらんぞ、これ…(笑)

さて、少し落ち着いて書きます(笑)

前半は予告編でも明らかになっていたようにしっかりホラーでした。みている側としてはいつサユリがどんな形で家族に襲いかかるのかもうドキドキでしたね〜なにせ予告編で何人犠牲になるのか分かってるわけですから、そこに至るまでの過程で緊迫感を出してくる、これはまずお見事!!めっちゃハラハラしながら見ておりました!

意外と物理的にゴンッ!!ってやってくる描写や血まみれな展開も多くて、しんどい人にはしんどい感じです

照明がチカチカしながら階段で弟と姉が出たり消えたりするのとかゾクゾクしましたね

中盤からは予告編でも話題になったおばあちゃん覚醒!そこからタバコを吸い、ワイルドに孫に走れ!食え!寝ろ!!とベストキッドかな?ぐらいの勢いで悪霊に対抗する生命力を上げていくのだが、ここらへんでちゃんとサユリも大人しくなるあたり、急展開に圧倒されてたのかも?笑

太極拳、なんか習いたくなりました笑

合間合間には学校パートでヒロインの住田さん(少し見える人)からの警告からの淡い恋模様的な感じも見せつつ、孫の悲しみと頑張りを描いており、孫はここではほんのり気が抜けられているのが良いですね

おばあちゃん、謎に探偵雇ってるし、インチき臭い霊媒師をサラッと倒すし、サユリの家族を拉致って来ちゃうと。めっちゃやることスゴすぎる!サユリの家族へのバシバシとした攻撃も容赦なさすぎてヤバすぎる!!

そこから明かされるサユリの過去、父親からの性的虐待、見て見ぬふりをする母親、引きこもり家族に報復をしようとするも両親と妹に殺され、埋められるサユリ…あまりにもヒドくて急に切なくなり、社会派と思いきや、サユリの復讐はなかなかハードだし、それだけでは終わらないそして、おばあちゃんと孫、最後の決戦へ若干雑なCGにはツッコミ処しかないが、最後までおばあちゃんがカッコよすぎるし、おばあちゃんが語る生きる力のありがたさなどなんか元気を貰えてしまう、なんとも不思議なホラー映画でした!!