「シークレット・インベージョン」 第2話ネタバレあり感想と考察(速報版)


皆さん、こんにちは。アヤノテツヒロです。今回このブログで書いていく作品はMCUのドラマ作品 「シークレット・インベージョン」 です。

「シークレット・インベージョン」 第2話概要及び本編内容①:フューリーの過去とタロスの秘密

MCU作品「シークレット・インベージョン」はアベンジャーズの創設者とも言えるニック・フューリーを主役に描くドラマ作品です。彼が擬態能力を駆使するスクラル人に立ち向かっていくのが大筋の話になっています。

主演はもちろん、サミュエル・L・ジャクソン、その協力者であるスクラル人のタロス役にベン・メンデルソーン、さらにマリア・ヒル役のコビー・スマルターズやジェームズ・ローディ・ローズ役のドン・チードルなどMCU作品から多くの人物が登場します。

では、本編内容に沿いながら、ワタシ個人の感想と考察などを交えつつ書いていきましょう。



ここから先は複数のMCU作品のネタバレを含みます。ご注意ください。

第2話冒頭。ここでは「キャプテン・マーベル」で描かれたフューリーとタロスの出会いが描かれる。やはり物語の舞台は1995年だったようで、物語は2年後の1997年へと移る。

やはり、スクラル人たちの新たな故郷探しは難航したようで、その過程には暴力にまみれていたとも語られていた。ここでフューリーは地球人に溶け込んで生活してくれれば、キャロルと私が君たちの新しい故郷を見つけると語っており、その話を聞いている中にはタロスはもちろん、若かりし頃のグラヴィクもいた。

この約束が30年もの間、守られずに放置されていたことが今回の物語のきっかけだ。ちなみにフューリーが初登場した「アイアンマン」の時系列は2009年頃で、「キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー」でS.H.I.E.L.Dが崩壊したのが、2014年である。「アイアンマン」以降だとロキの侵攻やフューリーが表向きの活動が難しくなっていた時期、サノスの指パッチンが消えていた時期なども考慮したいところだが、それでも約束の宣言からひとまず10年は約束が果たされず、地球上のゴタゴタもあって30年放置され続ければ不満も溜まるであろう

現代に戻るとテロ現場からタロスとフューリーは脱出していた。電車内ではタロスもまたフューリーに隠していたことが判明する。

なんと、地球上に100万人のスクラル人たちがいることが分かったのだ。もはや地球上のどこにスクラル人がいるのか分からない状態となっている。

タロスとフューリーは口論になってしまい、2人は別行動をとることに。

マリア・ヒルを失い、不利な状況で戦力が分散してしまうとは…。ピンチの連続である。

また、マリア・ヒルの遺体がアメリカに移送されることになり、フューリーはマリアの母親から責められる。

マリア・ヒルの死亡が確定したような描写であるが、撃たれた後に姿が映らなくなったので死を偽装している展開を期待したいが…。

「シークレット・インベージョン」 第2話概要及び本編内容②:地球上にうごめくスクラル人たち

モスクワのテロの関与にアメリカが関わっている疑惑(逮捕されたアメリカ人。しかしこれはスクラル人の擬態である、現場にいたニック・フューリーなど)各国から批判の目が向けられる。

その過程でスクラル人の評議会が開かれ、そこで英国首相やNATO事務総長がスクラル人であることが判明する。そこでスクラル軍の指導者にグラヴィクが任命されてしまう。

スクラル人たちが友好的であれば問題はないが、政治の中枢に敵対するスクラル人がいるとなると…ますます不利な状況になっている。この状況だとただグラヴィクを倒せば終わりというわけにはいかない状況なので今後の展開が非常に気になる。

その評議会で反対したシャーリーというスクラル人がタロスと連絡を取り、動き始めるが…

また、スクラル人が何やら怪しい実験を行っていることが判明する。不審に思ったガイアが調べるとあるDNAデータらしきものが見つかる。

そこには、グルート、フロストビースト、カル・オブシディアン、エクストリミスと書かれていた。

グルートはご存知「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のメンバーで知性を持った植物型のヒューマノイドである。

フロストビーストは「マイティ・ソー」及び「マイティ・ソー:ダークワールド」に登場した巨大な獣でヨトゥンヘイムに生息していた。「マイティ・ソー:ダークワールド」で起きた事件の影響で現代のロンドンに出現してしまい、その後の経緯は不明だった。

カル・オブシディアンは「アベンジャーズ:インフィニティウォー」で登場したサノスの部下、ブラックオーダーの一人で巨大な身体とパワーでアイアンマンやブルースバナーと闘いを繰り広げた戦士である。

エクストリミスは「アイアンマン3」で登場したナノマシンであり、投与され適合した人間の身体能力や回復能力、発熱能力を与える代物である。

様々な作品からリンクするワードが出てきた驚いたが、一体どこからこれらのデータを集めたのだろうか?

まず、簡単に推測できるものから考えてみよう。エクストリミスについては今回スクラル人側の研究をしているダルトン博士なる人物がエクストリミスの関係者だった可能性だ。「アイアンマン3」ではエクストリミスを用いてトニー・スタークを攻めてきたキリアン、及びキリアンに従う兵隊たちを倒しただけであり、エクストリミスについてどこまで対応したのかは明かされていない。また、トニーに警告をしに来たマヤ・ハンセンのようにある程度知っていながら離れた人物もいたのであろう。「エージェント・オブ・シールド」でも登場したこともあり、裏では取引されるようなものなのかもしれない。

フロストビーストは前述の通り、ロンドンにいたことは分かっているが、その後の行方は分かっていない。何かしらの組織に捕獲されたのならそこから組織を採取することは可能だろう。

カル・オブシディアンはワカンダでハルクバスターを装着したブルースと戦闘し、吹き飛んだはずだが、その前にニューヨークでの闘いでウォンに腕を切り落とされており、そこから何かを回収した居たのかもしれない。

謎なのはグルートで、彼は地球にはあまり来ていないはず。ワカンダの地に降り立ったのと、サノスとの最終決戦、トニーの葬儀ぐらいのはずだ。その過程でグルートの何かしらを採取したのか…?

「シークレット・インベージョン」 概要及び本編内容③:ローディとフューリー

フューリーはローディに協力を依頼するが、大統領付きという立場となったローディは強い立場でフューリーを責め、彼をクビにしてしまう。状況が状況だけに彼の協力を得られないのは辛い

そんな彼がやって来たのはある家。そこには女性のスクラル人。フューリーは彼女とキスを交わすというまさかの奥さん登場で終わった第2話。まだまだ見逃せない。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はDisney+で配信中だ。次の第3話も見逃せない。