「シークレット・インベージョン」 第4話ネタバレあり感想と考察
皆さん、こんにちは。アヤノテツヒロです。今回このブログで書いていく作品はMCUのドラマ作品 「シークレット・インベージョン」 です。
「シークレット・インベージョン」 第4話①:ガイアの生死とプリシラの動向
MCU作品「シークレット・インベージョン」はアベンジャーズの創設者とも言えるニック・フューリーを主役に描くドラマ作品です。彼が擬態能力を駆使するスクラル人に立ち向かっていくのが大筋の話になっています。
主演はもちろん、サミュエル・L・ジャクソン、その協力者であるスクラル人のタロス役にベン・メンデルソーン、さらにマリア・ヒル役のコビー・スマルターズやジェームズ・ローディ・ローズ役のドン・チードルなどMCU作品から多くの人物が登場します。
では、本編内容に沿いながら、ワタシ個人の感想と考察などを交えつつ書いていきましょう。
ここから先は複数のMCU作品のネタバレを含みます。ご注意ください。
第4話冒頭。3話のラストで撃たれてしまったガイアが倒れたまま映っている。ここで彼女がスクラルの基地から脱出する回想。どうやら彼女はグラヴィクの実験装置を使ってエクストリミスを身体に投与していたらしい。ガイアはエクストリミスによって復活する。次々と味方側の死者が増えていく中でかろうじて希望が見えてきたとも言える。グラヴィクもエクストリミスの能力を持っているならば、今のところ対抗できるのは彼女になるだろう。
話は2012年に戻る。パリでフューリーとプリシラが会っている。NYでのアベンジャーズの闘いの後の話であり、2人もその話題から始める。プリシラはフューリーを正義の人と呼んでいる。
そして、プリシラの読んでいる本の話題。詩集であり、その内容は
「それでも結局 君は人生で望んだものを手に入れた?」「手に入れた」「その望みとは?」「自分を愛された者と呼び、愛されたと感じること。この土の上で」
というものだ。「この土の上で」という字幕になっているが英語だと”ON THE ERATH"となっており、故郷を失ったスクラル人の地球に対する思いを感じてしまう。
時は現代に戻る。教会でプリシラの元にやって来たのはローディだった。話しぶりから明らかに彼はスクラル人の擬態だ。 いつからスクラル人の擬態だったのかは疑問だが、この記事によるといつか明確にされるらしい。グラヴィクからの指令でフューリーを殺すように命令してきたのだが、それをフューリーは盗聴しており、さすがだ。プリシラはフューリーは5年間消えて戻ってきてから力は無い。殺す必要など無いと言うが、殺しの指示は変わらない。
プリシラやローディの擬態を見抜いているのはさすがだが、やはり後手後手に回っている感は否めないし、フューリーが不利なのは変わらない。そもそも消える前にも色々な重要場面で登場していないので、それもどうかなとは思っているが(例:シビルウォーのタイミングなど)
グラヴィクたちは新たな計画を進めようとしており、それをロシアのせいにしようとしているようだ。死んだと思われているガイアはタロスに会っていた。親子の絆は戻りそうにはない。タロスは新たな故郷を見つけるプランを語る。グラヴィクを抑え込み、アメリカ大統領に手土産を携え、地球の危機を救った我々にお礼をくださいと求める、そうすればスクラル人の皆は救われるはずだと。ガイアはそれに反対する。自分の姿で生きたくないのかと。タロスは地球に住みたいという真心を持って頼めばそれが叶うと言うが、ガイアはそれは幻だと切り捨てる。
タロスの言うことは確かに現実的には難しい。故郷の星を無くし、新たな故郷として地球を選ぶのも分かるが、擬態できる宇宙人を突然受け入れるということが出来るかと言えば、無理難題だ。ガイアの言う通り、絶えず変身していけなければならないというのもスクラル人にとっては自己を否定されているとも言えるのかもしれない。地球人をせん滅して自分たちの星にしようとするグラヴィク、地球人の厚意と心に訴えかけて共存を目指したいタロス、どちらにもつかないガイアはどういう計画を望むのか、これも最終話までの大きな課題となるでしょう。
プリシラの家。フューリーがキッチンにおり、お茶を入れている。そして、2人はテーブルで向かい合い対峙する。夫でいる理由が無くなった、人生における最大で最悪の間違いだった、今も撃ち殺そうとしていることを知っていると、フューリーが言うと、2人は拳銃をテーブルに置く。
そして、フューリーがプリシラに問う。何故彼女を選んだのかと。プリシラ、ヴァ―ラは語る。本当のプリシラは心臓に病を抱えており、余命いくばくもないこと、そんな彼女に毎日のように会っていたこと、そして、彼女の代わりに成り代わろうとする自分の本音に気づき、彼女と話をした。そして三つの約束をした。遺灰を海に撒くこと、両親の娘であること、愛する人を傷つけないこと。
ごめんなさいと語るヴァ―ラに、フューリーは詩のフレーズを語り掛ける。そして銃声が鳴り響く。2人はお互いを撃たなかった。ヴァ―ラは追われる立場となり、姿を消すようだ。家を後にする。フューリー。
大人な二人のやり取りはとても痺れた。と、同時にスクラル人がどういう生活をしているのか疑問がわく。考えてみれば戸籍だのなんだのは無いはず。どうやって人間社会で生きているのだろうか?フューリーが超法規的な何かをしているのか?不在の間は??スクラル人に対する疑問が多すぎる。
「シークレット・インベージョン」 第4話②:ローディとの再びの対峙と大統領を巡る闘い
場所は移り、スクラル人がシャワーを浴びている。女性のようにも見えるが彼女はローディに擬態する。ハッキリとローディが偽物であることが示された。それと同時に女性だったのにも驚いたし、擬態への疲れも見えた。これは任務としてローディとして振舞うのがしんどいのか、ガイアが語った通りに偽って擬態して生きるのかしんどいのかもしれない。
フューリーはローディとしてバーボンを勧める。アメリカ政府にスクラル人が侵入していると吹っ掛け、復職を要求するが。ローディはグラヴィクが擬態したフューリーがマリア・ヒルを撃つ場面の映像を見せてくる。フューリーの動きを止める搦め手だ。
だが、そのバーボンには液体型のナノテク追跡装置がついており、フューリーとタロスはローディの動きを追跡する。
アメリカ大統領は会談に向かうようだ。それを出迎えるローディだったが、バーボン臭いローディに対し、きな臭さを感じている大統領。この感じからローディが入れ替わったのは割と最近なのでは?という感じもするが…。
ローディはグラヴィク側に大統領の情報を流し、襲撃させる。これをロシア側のせいにしようとしているようだ。さすがの大統領の護衛部隊だが、相手がスクラル人だとは分からず、策略通りロシアからの襲撃だと思っているようだ。そこにフューリーも到着する。ランチャーでヘリを打ち落とすのはさすがフューリーだ。
大統領の護衛部隊と合流したフューリーは銃撃戦を開始。応援部隊からフューリーと呼ばれているのでやはりある程度は認識されているらしい。前から疑問ではあったのだが、今、フューリーはどういう立場なのだろうか?元々、S.H.I.E.L.Dの長官という感じの立場だったと思うが、死を偽装して表舞台からは消えているはず。さらに言えばS.A.B.A.Rにいるというのが判明するまでは登場していないので、どういう立場にいるのか疑問だ。アメリカ政府との関りが深いので彼を知っている人間は多いのかもしれないが…??
グラヴィクが新たに腕の伸ばす能力が登場したが、これはグルートの能力だろう。どうやらグラヴィクは複数の能力を手に入れたようだ。大統領を救出しようとしていたタロスが撃たれ、擬態が解けてしまう。アメリカ軍の兵士が宇宙人だと撃とうとするが、フューリーはそれを止める。
フューリーが大統領を無事に保護し、タロスがアメリカ人兵士に支えられながら車にやって来るが、それはグラヴィクの擬態だった。そして、グラヴィクはタロスを刺す。まさかのタロスの死が描かれその衝撃のまま、第4話は終わる。
「シークレット・インベージョン」 第4話③:残り2話でどうなる!?
またしても、衝撃的な展開で幕を閉じた「シークレット・インベージョン」第4話。
マリア・ヒルに続いて、タロスを失ったと思われるフューリーがこの後、どのような展開を迎えるのか予想してみたい。
フューリーに味方しそうなのは、ガイア、ヴァ―ラ、ソーニャとなるでしょう。ガイアはタロスを殺された復讐という面もあるだろうし、ヴァ―ラもグラヴィクに追われる立場となっているので協力してくれるかもしれない。
しばらく動きのないソーニャもフューリーと何らかの取引をして協力してくる可能性は高い。しかし、この状況ではスクラル人たちをどうにか出来るとは思えないが…
本物のローディの行方も気になるところではある。恐らくスクラル人が人間を捕えているところにいると思われるが…。
このドラマで湧いた様々な疑問、後ほどまとめたいと思います。
ドラマ「シークレット・インベージョン」はDisney+で配信中!!。次は第5話!!
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