「シークレット・インベージョン」 第5話:ネタバレあり感想とラストに向けて
皆さん、こんにちは。アヤノテツヒロです。今回このブログで書いていく作品はMCUのドラマ作品 「シークレット・インベージョン」 です。
「シークレット・インベージョン」 第5話①:グラヴィク側の亀裂とソーニャの動き
MCU作品「シークレット・インベージョン」はアベンジャーズの創設者とも言えるニック・フューリーを主役に描くドラマ作品です。彼が擬態能力を駆使するスクラル人に立ち向かっていくのが大筋の話になっています。
主演はもちろん、サミュエル・L・ジャクソン、その協力者であるスクラル人のタロス役にベン・メンデルソーン、さらにマリア・ヒル役のコビー・スマルターズやジェームズ・ローディ・ローズ役のドン・チードルなどMCU作品から多くの人物が登場します。
では、本編内容に沿いながら、ワタシ個人の感想と考察などを交えつつ書いていきましょう。
ここから先は複数のMCU作品のネタバレを含みます。ご注意ください。
第5話冒頭。4話のラストで救出したアメリカ大統領を病院に運び込むフューリー。意識のない大統領に敵がロシアではないこと、ローディを信用しないように訴えかけるが…。その後、手術室の前で拳銃を前に佇むフューリー。少しばかり昔の彼に戻ってきたような気がする。
グラヴィク側は基地に帰還していた。タロスを殺害したことによりグラヴィクに対しての不信感が露わになって来ており、スクラル人たちの間にも亀裂が生じ始めているようだ。(フューリーは殺さないのかと言われているので、フューリーへの恨みの感情はまだ残っている模様。関係改善は難しいのか?)
スクラル人たちの処遇がどうなるのかと思っていたが、ここにきて内部からの崩壊へと向かっていっている。順当にいけばグラヴィクを拘束または殺害し、新たなリーダー(ガイアかヴァ―ラかはたまた別の人物か)を筆頭に、地球に残るのか、別の惑星を探しに向かうのかになるのだろうか…?
フューリーを殺さなかった理由はフューリーの持っているアベンジャーズのDNAの在処を知るためだったと語るが、探させた所には無く、それも不信感を持たれる一因となったグラヴィクは文句を言ってきた仲間の一人を殺害してしまう。
典型的な恐怖政治を見せるグラヴィク。大きな力を持ち、権力を持ってしまった彼の暴走が見える。ここまで来ると彼の天下も長くないと思われる。エクストリミスがあるので簡単には倒れないだろうが、彼はどうなるのだろうか?
グラヴィクはヴァ―ラの殺害を命じる。新入りであるビトはグラヴィクへの不信感を募らせていた。グラヴィクは偽ローディと連絡を取る。大統領を生かすこと、ロシアとスクラルが手を組んでいると伝えることを指示する。自分たちの命を人質にすることでフューリーへの脅迫になると踏んでいるらしい。フューリーとしては戦争も避けなければならないし、なるべくスクラル人たちも救いたいと考えていることだろう。(少なくとも自分に攻撃を仕掛けてくるのを迎撃するのを除く)それを考えれば搦め手とも言えるのではないでしょうか。
偽ローディとフューリーが相対する。銃を向けるが、マリア・ヒルを殺した映像が流れ、指名手配となるということでフューリーはそこを離れることになる。
ローディとして暗躍するのは非常に厄介だが、果たして本物はどこに…??恐らくスクラルの本拠地に眠らされているのだろうが…。
ロンドンではMI6長官にソーニャが接触する。彼をあっという間にスクラル人の変装と把握した上でその正体を暴くという、容赦のなさを見せる姿がカッコよすぎましたね。
フューリーのニュース映像が流れましたが、ここで疑問が。
フューリーの扱いってどうなってるの?? ということです。
「キャプテン・アメリカ ウインターソルジャー」にてS.H.I.E.L.Dが崩壊してからの彼の扱いが不明な上に、そもそもS.H.I.E.L.Dって公の組織だっけ?というのも結構な疑問です。アベンジャーズの案件で表舞台に出ることが多いわけですが、そもそも大きく取り扱われる組織だったのかも疑問です。その本作での最後にはナターシャが公聴会だか法廷に呼ばれているのでその際に語ったのかも知れませんが…。それにしてもニック・フューリーという存在をどうしていたのかも疑問が多いのです(分かる人がいたら教えて)
スクラルでの本拠地ではグラヴィクに対しての反乱も起こるなど、一枚岩ではないことが明確になってきています。恐怖政治しか出来ないグラヴィクの運命は…。
フューリーはガイアと再会する。父親であるタロスの死について意見を交わす2人。グラヴィクのDNAについての情報について、字幕だとコロッサスになっていますが、これはX-MENのコロッサスではなく、「フローラ・コロッサス」の略であり、こちらはグルートの種族名となっています。(吹き替えだとフルで言っています。)そこで”収穫”が真の狙いだと知ったフューリーは動き出す。ガイアはタロスの弔いのためにプリシラの元へ。
ソーニャはダルトン博士に接触していた。スクラル人を抑える流れ、研究内容の把握とラボの廃棄、スクラル人の頭を撃ちぬく姿まで鮮やかすぎてテンション爆上がりでした。
「シークレット・インベージョン」 第5話②:タロスの弔いとフューリー、グラヴィクとの対峙へ
ガイアはヴァ―ラの元へ。ヴァ―ラは襲撃が来ることを知りつつ、気に入っている我が家での闘いを選択したのだった。タロスの葬儀を行ったことからタロスの死亡は確定ですね…。残念ながら。
そこに襲撃してくるグラヴィクの刺客たちを倒していく様はカッコよかったですね。ヴァ―ラとガイアは別れて行動するようだが、果たして最終話での登場はあるのか?ガイアはありそうだが、ヴァ―ラは…?
偽ローディは大統領にスクラル人の本拠地に攻撃を仕掛けるように情報を流す。それが第3次世界大戦に繋がると危惧している大統領を煽る偽ローディ。
このローディが怪しいと大統領も危惧し始めているような感じはありますよね。前話でのバーボンを飲んで登場したことや、平和のためにアベンジャーズとして戦い、軍人としてアメリカを守る為に活動してきたローディがこの言動をするのか、大統領が見破ってくれる展開を期待したい。
フューリーの元にはグラヴィクから電話が。”収穫”を持ってこなければ戦争が起こるという脅迫だった。フューリーはフィンランドへ向かう。その飛行機にはリック・メイソンの姿があった。映画「ブラック・ウィドウ」でナターシャに物資を提供してくれた彼がまさかの再登場!これはちょっとしたサプライズとなった。
フィンランドへの入国に使った変装マスクは「キャプテン・アメリカ ウインターソルジャー」でナターシャが使用したものだろう。これもまた過去作とのリンクが見られてうれしい限り。ソーニャと合流したフューリーはローディがスクラル人だと知り、驚愕する。
誰でも彼でもスクラル人と語るソーニャの話は新たなフラグにならないと良いのだが…。そこで”収穫”の正体が語られる。それはアベンジャーズが闘いで流した血液、DNAを採取したもの、それを回収した部隊の担当がグラヴィクだったのだ。
フューリーは何故DNAを回収したのだろうか?悪用されないためだとは思うのだが、ある意味今作での原因とも言える行動である。その責任を果たすため、ヒーローに頼ってばかりでは居られない、自分の出来る方法で、パワーでこの事態を脱しようと考えているのだった。
フューリーの静かで強い想いが伝わるが、犠牲者の数を見ると…なんだかなぁとも言える。マリア・ヒルやタロスの犠牲が出る前に何とかして欲しかったものだ。
墓に隠していた”収穫”を回収、眼帯と銃を装備し、決戦へと赴くフューリーの後ろ姿がとてもクールに映り、第5話は終了する。
「シークレット・インベージョン」 第5話③:次回で終わるのか??
グラヴィクとの最後の闘いに向かうフューリーの姿で終わった第5話。とにかくソーニャの容赦のなさとカッコよさが痺れるエピソードだったが、果たして次回で終わるのか?
恐らく、グラヴィクを倒すまたは無効化し拘束したりする、ガイアかヴァ―ラが新たなリーダーとしてスクラル人をまとめる、ローディがスクラル人であることが見破られ、本物のローディが登場する、第3次世界大戦を食い止める、スクラル人は地球に居場所をもらうor別の惑星へと旅立つ?になるのかなと思われます。
次の話でまとめるにはボリューミーにも思えますが…。別記事でまとめようとも思ってますが、フューリーの企みって大体、後で最悪の状況を生んでいる気がします。
アベンジャーズ計画は良いとしても、その裏で兵器開発をしていて不協和音、インサイト計画を利用される、タロスに丸投げしたらスパイダーマンはピンチ、正体バレしてもフォローせず…で、スクラル人たちの不満をほったらかしで今回の様(色々やらかしてんな)
ということもあるので、最終話、スカッと終わるかどうかは分かりませんが、きちんとまとめてほしい処です。
ドラマ「シークレット・インベージョン」はDisney+で配信中!!。次回が最終話?となるようですがはたして?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません