「ワンダヴィジョン」第3話 レビュー
「ワンダヴィジョン」、第3話が公開されましたね!
早速感想を書き連ねていこうと思います!
オープニングはたぶん、何かの海外ドラマ風ですよね?元ネタは分かりませんが(笑)
オープニングから本編に入る時、家の外観のカットが挟まれていかにもシットコムの導入らしいBGMが本当にシットコムで面白かったですね。
第2話の最後で示されたように今回はカラーで物語は進みます。
妊娠したワンダとその準備に追われるヴィジョン、二人の出産と子育てに向けたドタバタ劇が繰り広げられるのが物語の中心となります(相変わらず家は変わってる)
その微笑ましいドタバタ劇ですが、その一方で不穏な描写は増えていきます。
ワンダのあまりにも早い妊娠の進行具合に、そしてこれまでの生活に奇妙さを覚えたヴィジョンがそこに言及しようとすると、ブツッと場面が戻り同じ画角でヴィジョンが別の話をしています(この場面、本気でストリーミングの不具合かと思って巻き戻しました笑)
陣痛の痛みでワンダの能力が暴走するのは、前から感情によってブレる彼女の力を示しているようですが、ここにも何か意味があるのかもしれません。
シットコム的な面白さとして、陣痛により能力が暴走して慌てた時のヴィジョンが「一体なんじゃらほい!」って言うのが凄く良かった、微笑ましかったです。笑
これ吹替で聞けるセリフなので、シットコムの部分だけでも良いので吹替版を見るのもオススメです!
シットコムのパートは総じて役者が楽しそうに演技していますね。
今回の劇中CMは“ヒドラソーク”入浴剤のCMですね。CMの中のセリフにある「自分だけの世界」なんて発言、この世界を示しているのかも?
ここで、ここまでのCMを振り返ってみましょう
第1話:スターク・インダストリーズのトースター
第2話:ストラッカ―の腕時計
第3話:ヒドラの入浴剤
全てワンダに関りがある人物や組織ですが、このCMが意味するものとは・・・
そして、物語終盤。いよいよ不穏な影が明確に際立ってきます。まずはヴィジョン。出産の際に連れてきた医者の先生の発言「この町から逃げ出すなんて出来ないんだよ」、隣人ハープとの会話「ジェラルディンは最近この町に来た」「彼女には住む場所がない」しかし、彼女が来た理由、この街について話そうとすると濁すというか話せない様子・・・
その一方でワンダは生まれてきた双子を見て、自身の話、ピエトロの話をします。それに対してジェラルディンは言います「ウルトロンに殺されたのよね」と。ジェラルディンに対し不審な目を向けるワンダ、ジェラルディンのネックレスのマーク…
MCUとの繋がりは明確になり、この街とその住人、彼らの居る世界の不穏な影はより際立ちました。
そして、画面は4:3から16:9に変わり、この街の外の様子が映し出されます。ワンダの能力によりジェラルディンは外にはじき出されたようですね。そこに集まる車両やヘリコプター・・・いったい何が起きているのか、大きく動き出しそうですね。
今後の展開への予想
少なくともワンダとヴィジョンの居る世界と外側の世界が存在するのは確かな様子。
ワンダの能力によってはじき出されたということは、あの世界はワンダの意思が反映されているということでしょうか?
ジェラルディンが入り込めたということはもう一度入ることも可能?
住人たちも何かを隠している様子なので、ワンダ一人だけの話ではないのかも?(ヒドラ?)
ちょっと気になったところで、子供の名前を決めようと話をしていた時、ヴィジョンがシェイクスピアを引用してこう言います。
「この世は舞台 人は皆 役者だ」
もしかしたらこの街はそういうことなのかもしれません…
ワンダもしくは何者かの力(またはその両方もしくは組み合わせ)により、ドラマの世界を演じるように強いられているということなのかも?
全9話の予定らしく、3分の1が終了。
ここから物語は大きく動いていくことでしょう!
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